健康維持・増進に役立つ”脂質”
こんにちは!
皆さんは、脂肪、油、脂、脂質・・・「あぶら」の違いをご存じですか?
まずはこの違いについてです↓
脂肪:「中性脂肪」のことです。健康診断で測定するのは、血液中を流れる中性脂肪です。
内臓や体の脂肪細胞に保存された中性脂肪が体脂肪です。
油:中性脂肪が常温で液体のもの。
脂:中性脂肪が常温で個体のもの。
動物性脂は牛脂、豚脂など。植物性脂はパーム油、ココナッツ油です。
脂質:栄養学で使われる用語で、中性脂肪以外にコレステロールなどを含みます。

皆さんの中に今までに無理なダイエットや減量をし、食事の脂質をできるだけカットした経験はありませんか?
脂質はカロリーが高く、摂りすぎは肥満の原因にもなるので、注意が必要ですが、
逆に不足しすぎると体力がなくなることはもちろん、筋肉に張りがない、皮膚や髪がカサつく、見た目が老化したように見えるなど不調を感じてきます。
実は、脂質は次のような重要な役割を果たしています。
①細胞膜を作る
②脂溶性ビタミンの吸収を助ける
③脳の機能を保つ
④体を保温し保護する
⑤エネルギー源になる
⑥ホルモンの材料になる
脂質は健康を維持するために、必要なのです!!
中でも、体内で合成できない、n-3系脂肪酸とn-6脂肪酸は毎日摂った方が良いです!!
n-3系脂肪酸
目標量は成人1日当たり約2.0ℊです。
●亜麻仁油、エゴマ油:小さじ1杯に約2.3ℊ(α―リノレン酸)
●サーモンやブリなど脂の多い魚:切身1枚(100ℊ)に約2.5ℊ(EPA、DHA)
n-6系脂肪酸
目標量は成人1日当たり約10gです。
n-6系脂肪酸は大豆油やコーン油などに多く含まれています。
これらの油は調理でよく使われるため、n-3系脂肪酸と違い、不足することはほとんどありません。
n-3系脂肪酸とは反対に、摂りすぎると炎症やアレルギー症状を引き起こしますので、摂りすぎないように気を付けましょう。
良質な脂質を上手に摂り入れて、今日もボディメイクで豊かな人生を送りましょう!!
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