アルコール代謝に必要な栄養素と食品について
こんにちは!Lotus裕真です!
今回は「アルコール代謝に必要な栄養と食品」についての内容です。
アルコール飲料とは酒税法上、1%以上の
エチルアルコール(C2H5OH)を含有する飲料のことを言います。
【エネルギー】
アルコールのカロリーは、
厳密には 7.1kcal/g(FAO/WHO 合同特別専門委員会報告)とされていますが、
エネルギー利用効率は 60~70%であると推定されているため、5kcalと計算するのが妥当とされています。
摂取後、常時よりも熱の放散、酸素消費量ともに増加し、薬物代謝経路である肝臓でアセトアルデヒドに分解される過程で
エネルギー必要量が増大し、30%は速やかに消費されます。
しかし、アルコールは食欲増進作用があり、過食が進み、内臓脂肪の蓄積の増進も報告されています。
【アルコールの代謝】
口から入ったエチルアルコール(エタノール)は胃から 20%、
小腸から 80%が吸収され、その大部分が肝臓で処理されます。
タウリンは、肝臓の細胞が再生するのを促進してくれるほか、
肝臓でつくられる胆汁の構成成分などとして、幅広く役立ちます。
アルコールが肝臓で処理される際、
エチルアルコール→アセトアルデヒドという第1段階と、
アセトアルデヒド→酢酸の第2段階、
酢酸→水と二酸化炭素の第3段階に分けて行われています。
【アルコールの代謝と必要な栄養素】
⭐︎第 1 段階
分解のための第 1 段階処理として、エタノールはアルコール脱水素酵素(ADH)
やMEOS(ミクロゾームエタノール酸化系)により分解され、悪酔いや頭痛、動悸の原因ともなるアセトアルデヒドになります。
アルコールをアセトアルデヒドに分解する際には、ナイアシンとビタミン B1を
大量に消耗します。亜鉛(Zn)は、アルコール脱水素酵素の材料として必須です。
⭐︎第2段階
第 2 段階の処理として、アセトアルデヒ(ALD)はアルデヒド脱水素酵素(ALDH)
により分解され、酢酸(CH3COOH)になります。 その際、ナイアシンとVCが十分にないと、
アセトアルデヒドが長時間体内に滞在したままになり、二日酔いの原因となります。
⭐︎第3段階
第3段階の処理として、酢酸は血液により全身へめぐり、
水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気中に含まれて外へ排出されます。
酢酸は、細胞内でエネルギー源として利用されますが、その際にはマグネシウムやビタミン B 群が不可欠です。
排尿をコントロールしているバソプレシンの働きをアルコールが
弱めてしまうため、通常よりも尿の量が増えた結果なのです。
このような利尿作用を通じて脱水のリスクを伴うだけでなく、
マグネシウムをはじめとする貴重な栄養素も一緒に排泄されてしまいます。
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アルコール代謝にオススメな食品
✔️亜鉛→牡蠣・煮干し・イワシ
✔️ビタミンB1→大豆・うなぎ
✔️ナイアシン→干し椎茸・鰹節
✔️ビタミンC→赤ピーマン・キウイ
✔️マグネシウム→切り干し大根・枝豆・アボカド
✔️ビタミンB群→魚類・大豆類・きのこ類
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〜まとめ〜
アルコールの代謝について理解し、
アルコール代謝を促進させるために、摂取する食品を工夫していきましょう!
頻度と量を上手くコントロールして上手に付き合っていきましょう!
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